ウェブサービス個人開発の初期にレンタルサーバーとPHPを選択する理由

個人開発の中でも、ウェブサービスを開発するという前提になりますが。開発初期段階では、レンタルサーバーとPHPという選択肢はかなり有効だと考えています。 この記事では、なぜレンタルサーバーとPHPの組み合わせが有効なのか、及び、おすすめのレンタルサーバーを紹介します。

1. ランニングコストが安い

なんと言っても、レンタルサーバーはランニングコストが安いですね。クラウドで仮想サーバーを構築した場合、1ヵ月あたり1,000円から場合によっては10,000円を超えることもあります。 一方で、レンタルサーバーは1ヵ月130円から1,500円など、とても安く済みます。MySQLなどのデータベースも使用できますので、一般的な開発に十分使えるサービスになっています。

2. PHPの開発効率は高い

PHPは厳格な型定義がなく、比較的簡単なプログラム言語です。htmlと同じファイルの中にPHPスクリプトを直接書き込むことができ、簡単にサーバーサイドの処理を実装することができます。 また、PHPは情報量が多いので、インターネットで検索すればすぐに情報を得ることができます。CMSシステムとして良く知られているWordpressなど、PHPが使われているウェブシステムは数多くありますので、実績も情報も十分です。 PHPファイルをウェブサーバーに配置するだけで実行できますので、テストや環境構築も簡単です。

3. 開発初期は、早く稼働させて自分のアイデアが正しいのか検証するべき

自分の中で良いアイデアが浮かんだとしても、それが世間に受け入れられるかは分かりません。世間に受け入れてもらえるかどうかは、動くものを作って公開することが重要です。スライド資料や画像による説明ではなく、プロトタイプのウェブサービスを構築して一般公開して、意見をもらうことが重要です。 そのためにも、素早くウェブサービスを構築できるインフラとプログラム言語を持っていることが非常に重要になります。PHPとレンタルサーバーの組み合わせだと、PHPファイルをコーディングしてサーバーに配置するだけですぐに実行することができます。

PHPを使って開発されたウェブサービス

有名どころでは、Facebookの初期の頃にPHPを使用していました。これ以外にもブログシステムとして利用されているWordpressでも使われています。また、動画学習サイトのSchoo、クラウドファンディングのCAMPFIREでもPHPが使われています。

4.おすすめなレンタルサーバー

  • さくらインターネットのレンタルサーバー

さくらインターネットのレンタルサーバーはかれこれ3年以上使用しています。 https://www.sakura.ne.jp/?_ga=2.37923171.1101151846.1565477533-1651816086.1560945349 44万件がさくらインターネットのレンタルサーバーを利用しています。プランは6種類あり、最安値で月額129円(年間1,543円) から利用可能です。SSHやMySQLを利用するには、スタンダード(月額515円)以上が必要です。 各プランの比較は以下のページにあります。 https://www.sakura.ne.jp/plans.html

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