VSTOはVisual Studio Tools for Office の略で、officeのアドインやマクロ付きドキュメントを、VB.netやc#などで記述できるフレームワークです。Visual Studioで開発することができ、VBAとオサラバできるMS公式フレームワークです。
この記事では、c#で、選択したセルをマージ(結合)したり解除する方法を紹介します。
選択したセルをマージ(結合)する方法
選択したセルをマージ(結合)するには、まず選択範囲のRangeオブジェクトを生成します。これはGlobals.ThisAddIn.Application.Selection
で取得することができます。
その後、マージするにはRangeオブジェクトのMerge()
メソッドを呼び出せばOKです。
public static void MergeActiveCell()
{
Excel.Range selectedRange = Globals.ThisAddIn.Application.Selection;
selectedRange.Merge();
}
選択したセルの結合を解除する方法
選択したセルをマージ(結合)するには、同様に選択範囲のRangeオブジェクトを生成します。
その後、結合したセルを解除するにはRangeオブジェクトのUnMerge()
メソッドを呼び出せばOKです。
public static void UnMergeActiveCell()
{
Excel.Range selectedRange = Globals.ThisAddIn.Application.Selection;
selectedRange.UnMerge();
}
ソースコード全文
ソースコード全文は以下のgithubリポジトリに格納しています。
コンパイルすれば動作しますので、Visual Studioをお持ちの方は遊んでみてください。
https://github.com/harus0313/cliesx
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