サービスによっては、検索機能は無くてはならない機能です。
自社のデータベースを検索するだけではなく、ひと工夫することでとても使い勝手がよくなります。
この記事では、検索機能のUX・改善ポイントを紹介します。
検索条件のレコメンド機能
今の条件を少し変えると、検索結果がどれくらい増えるのか提案する機能があると利便性が改善します。
例えばホテル予約サイトの場合、今の予算にプラス5,000すると、検索結果が30件増えます、といったイメージです。
このように検索条件を提案されると、もう少し見てみようかと思わせ、滞在率や成約率の向上が期待できます。
どうやってレコメンド機能を実装する?
考え方はいろいろありますが、基本的には以下の手順です。
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ユーザーが受け入れられるように、検索項目の一部を、変更要素として採用する
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値を変更してSQL検索して、検索結果件数を取得する
旅行サイトであれば、宿泊地の大幅な変更はユーザーにとってNGでしょう。
しかし、価格が少し上がる程度であれば受け入れられると思います。
検索結果をシェアする機能
検索結果を見て他の誰かと相談したい場合、検索結果のシェア機能を実装しましょう。
同じ検索結果を各々のスマホやPCから閲覧できるようにして、相談しながら決められるようにします。
旅行などは2人や複数人で行くこともあるので、他の人の意見を聞きたいというニーズがあります。
こういったニーズに応えられるようにすることで、また使いたいと思わせるサービスになります。
どうやって検索結果シェア機能を実装する?
いろいろな考え方があると思います。以下は一例です。
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登録済みユーザーから登録済みユーザーに対して、検索結果の連携を行います。
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連携先がユーザー登録されていなければ、ユーザー登録を促すか、連携情報のみ閲覧できるようにします。
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連携された情報を各々で閲覧し、予約できるようにします。
相談する人が離れた場所にいる場合、通話やチャットなどの機能があるほうがいいかもしれません。
また、メモ機能などがあると、「今回じゃないけど次に行く場所」など相談した結果を見れていいかもしれません。
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