RPAを導入する意味ってなに?RPAを導入するメリットを考えてみた

この数年でRPAに関するニュースが増えてきました。RPAを導入することで年間で数千時間の労働時間を削減したとか、数千社への導入実績をもつRPA製品のニュースなど、話題に事欠かないプロダクトです。

この記事では、RPAを導入する意味について書いてみました。

人が行う作業時間を削減できる。作業ムラがなくなり、スピードが早くなる

RPAは人間が行う作業を代わりに実施するロボットのことです。今まで人の手作業で行っていたデータ入力やメール送信、ドキュメント作成を、ロボットに作業させるのがRPAです。RPAが活躍してくれると、その分だけ人間が行う作業が少なくなっていきますので、人が行う作業時間が短縮されます。

RPAを導入する意味の1つ目は、人の作業時間を減らすことです。人ではなくロボット(ソフトウェア)が作業してアウトプットしますので、作業ムラがなくなります。担当者が休みでも問題なく仕事してくれるようになります。また、人の手でやるよりもロボット(ソフトウェア)が作業するほうがスピードが早いです。

労働力不足の問題を解決する

これからの日本は人口が減少します。15歳~64歳の人口は、2030年で6,875万人になり2065年には4,529万人にまで減少すると予測されています。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000062121_1.pdf

2065年というと今から約45年後(2019年時点)ですので、2019年に生まれた子なら45歳になっています。順調にいけば課長クラスになる年代でしょうか。 この年代では労働人口が2,000万人も減少しますので、人手が足らなくなるのは確実です。

そのためにも、人間ではなくロボット(ソフトウェア)にやってもらう仕事を今のうちに増やしておく必要があります。私たちの年代で作業の自動化を推進してノウハウをしっかり貯めておき、少ない人数でほかの国々との競争力を高める努力をしないといけません。

自由で余裕をもった働き方を実現できる

人間が行わないといけない作業がなくなりますので、自由な時間が増えていきます。そうすると、勤務時間が今より自由になるかもしれません。例えば、8:30~17:30までの8時間勤務だったのが、10:30~15:30など、勤務時間そのものが減ることが考えられます。

実際、週休3日制に移行した企業もあれば、オフィスをなくして全従業員が在宅で仕事をしている企業もあります。これからは、人間の作業時間がますます減っていく時代に突入するのです。

そうすると、余った時間は自由に使うことができます。旅行に行ったりスポーツしたり。自由で余裕をもった働き方を実現できるようになります。

ロボット(ソフトウェア)を手早く簡単に実現できる

これらの自動化は、ロボットソフトウェアがあれば実現できますので、極論を言えばRPAがなくても実現可能です。Excelなどのマイクロソフトオフィス製品の自動化であればVBAがありますし、EdgeやChromeの自動化はSeleniumやウェブスクレイピングなど、既に確立した手法でプログラミングを行えば誰でもソフトウェアを開発できます。

ただし、コーディングするということはそれなりに時間がかかります。例えば、導入までの作業工程が以下のとおりだったとします。

  1. 要件定義
  2. 基本設計/詳細設計
  3. ロボット作成/コーディング
  4. テスト
  5. 運用トライアル
  6. 業務適用

この場合、「1」「2」「5」「6」の部分はRPAでもプログラミングでも同じく必要な作業だと考えられますが、「3」「4」はコーディングするよりもドラッグ&ドロップで簡単に構築できるほうがスピーディです。既に実装済みの機能をマウスだけでつなげて構築するほうが、単体テストも不要ですぐにロボットソフトウェアを構築できます。

RPA製品は安いもので年間100万円のコストがかかります。これが高いか安いかは、導入によってどれだけ効果が出るか予測すれば自ずと答えが出ると思います。このコストを導入効果でペイでき、かつ、業務にフィットしたRPA製品が見つかれば、導入する意味は十分にある製品です。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。