Excelで文書やデータを編集したり、Accessからレポートを出力したり、PCでの作業は欠かせません。仕事の時間のほぼ全ての時間をPC作業しているという人もほとんどいるかもしれません。
仕事はさっさと終わらせて早く帰りたい!という人はPC作業を効率化することで早く帰れるようになるかもしれません。
この記事では、PC作業を効率化するための基本的な考え方を紹介します。
同じ作業を2度繰り返さない心を持つ
同じ作業は二度としないという心を持つことが大事です。二度としないためには、プログラムをコーディングするだけではなく、Excelなどアプリケーションの標準機能を十分に活用する方法もあります。
- 例えばExcelの数式を編集する場合、値を直接入力するのではなく、別のセルを参照する
- Webページから定期的にデータを取得する場合は、そのコードを書く
プログラムを書いたことが無い人は抵抗があるかもしれませんが、最近は Microsoftの Power Automateなどノーコードプログラミングツールが多くありますので、これを使うことも視野に入れてもいいでしょう。
データと処理に分ける
データと処理に分けることのメリットは、データごとに処理を書くことを不要にすることです。同じ処理は1度しか書かない、インプットデータが異なる場合でも処理は同じものを使うという考え方が重要です。
そのためには、処理の引数を正しく設定するスキルが必要になります。
データはメンテナンスしやすいものを選ぶ
インプットデータは様々な形式のものがあります。CSVやテキストファイル、JSON、データベース、Excel、瞬時に思いつくだけでもこれだけあり、これらのデータを入力・出力するライブラリも十分にあります。
データ選びで重要なのは、メンテナンスがしやすいことです。メンテナンスとは以下のような作業を指します。
- バックアップが取得できること
- データの復元ができること
- 簡単にデータを修正できること
- 簡単にデータを作成できること
処理は部品化して再利用しやすいものを選ぶ
コードは一度書いたらおしまいではありません。複数のコードを組み合わせて一連の処理を記述したり、少しだけ変えて別の処理を記述することもあります。
コードは再利用することを前提にして言語を選ぶべきです。
また、ライブラリが数多く提供されていて簡単に扱える言語も選択材料の1つになります。
プログラミング言語の数は200〜300あると言われていますが、世界中で多くの人に使われている言語は数えるほどしかありません。
ライブラリが多く、コーディングする量が少なくなる言語を選びたいですね。