PC作業を効率化する方法の1つとして、マウスを使わずにキーボードだけで操作する、というものがあります。
それなりに効果はありますが、Excelはどうしてもマウスが必要に思えてしまいます。
そこで、Excelをキーボードだけで操作するために、ProBoarderExcelというアドインを開発しました。
この記事では、ProBoarderExcelを使って、マウスを使わずに、オートフィルを行う方法を紹介します。
1. ProBoarderExcelのダウンロード方法
ProBoarderExcelは、私が開発したExcelアドインです。
Githubに公開しており、オープンソース・MITライセンスでご利用頂けます。
以下からダウンロードできます。
2. オートフィルとは?
オートフィルとは、セルの右下をドラッグドロップして、連続データを作成できる機能です。
右下をドラッグドロップして、下に引っ張ると、
このように、連続データを作成できる機能です。
これを使うには、マウスを使わないといけないのですが、できればキーボードだけでやりたい・・・!
これを実現できるのが、ProBoarderExcelアドインです。
3. ProBoarderExcelアドインの「autofill row」機能を使う
GitHubからダウンロードして、Excelアドインに登録したら、[Ctrl + D]を押します。
すると、ProBoarderExcelウィンドウが表示されますので、以下のように「autofill row」と入力します。
すべて入力しなくても自動的に補完されるようになっています。
コマンドを入力してエンターキーを押すと、生成数を聞かれますので、例えば10個のデータとしたい場合は、10を入力します。
そうすると、1~10までの連続データを生成できます。
4. 右方向(列)に連続データを作成する場合は、「autofill col」機能を使う
右方向に連続データを作成することもできます。
例えば、月火水木金・・・のように、曜日の連続データを作成したい場合は、まず、以下のように、「月」と「火」を入力します。
そして、[Ctrl + D]を押してProBoarderExcelウィンドウを開き、「autofill col」を入力してエンターキーを押します。
さきほどと同じく生成数を聞かれます。ここでは10と入力してみます。
このように、10個の連続データが作成できました。
5. ほかにもいろいろ
ProBoarderExcelはほかにも色々な機能があり、これからも開発を続けていきます。
機能追加要望がありましたら、GitHub、Twitter、このブログの問い合わせフォームからご連絡ください。
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