褒めることの効果と褒め上手になるコツ

最近、部下や上司を褒めていますか?褒めることは成長を促せるだけじゃなく、自分が強化させたい
と思うように伸ばすこともできます。

褒めることの効果と褒め上手になるコツを紹介します。

褒めることは相手へのフィードバック

褒めることは、自分が相手をどのように思っているか伝える手段の1つです。
「リリース後にバグがなく、システムが安定稼働していてすごいね」など、
相手の良かったポイントを適切に伝えることができます。
このフィードバックはすごく大事で、相手の気付いていないことを気付かせたり、
自己反省、自己啓発のきっかけになるのです。

褒められるとモチベーションがアップする

褒められると「楽しい」という感情が沸き上がります。すると、次はもっと良いものをつくろう、次は難易度の高い
システムを担当したいなど、モチベーションがアップします。
新入社員の頃のことを思い出してほしいのですが、上司に褒められるとうれしくなり、
多少しんどい仕事でも頑張ろうと思えたのではないかと思います。

この効果は「叱る」場合には得ることができません。叱られて楽しいと思える人はいないからです。
人間誰でも楽しく仕事をしたいものです。この「楽しい」という感情をうまく利用して
成長のきっかけを作ることができれば、チーム全体の成長につながると思います。

褒め上手のコツは、強化したい具体的な行動を褒めること

褒め方にも「良い褒め方」と「悪い褒め方」があります。

「良い褒め方」は具体的な行動を褒めることです。例えば、

  • システムの要件定義がユーザーニーズにベストマッチしていて良いね
  • 他にも案件を抱えている中で、かなり早いスピードで不具合対策できてすごいね

などです。どのような行動が褒めポイントなのか、具体的に言うことが重要です。

逆に「悪い褒め方」は、相手の具体的な行動を褒めていないことです。具体的な行動がないと
何が良かったのか分からなくなり、次への改善の気付きに繋がらないからです。

褒めるときに使用する「具体的な行動」を、強化したい相手の行動と一致させることで
上司の方が望んでいる方向へ部下を育てることができるようになるかもしれません。

承認欲求に「慣れ」は無い

マズローの欲求5段階説の中に、「承認欲求」があります。

Wikipedia の記事を引用すると、以下のような記載があります。

自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。

つまり、承認欲求とは集団からの承認であり、集団から尊重させることへの欲求です。会社はチームとして
活動していることが多いので、会社で上司から褒められるということは、承認欲求が満たされるということに
なるのですが、この承認欲求に「慣れ」はありません。

つまり、何度褒められても『「楽しい」という感情が沸き上がり、モチベーションがアップする』という効果は
持続するのです。

ただし、同じ行動を何度も何度も繰り返し褒めることは効果が薄れてきますので、相手の良いところ、良い行動を
たくさん見つけて、定期的に褒めることが重要であると思います。

文章で褒めると効果が持続する

褒めるときは口頭で、という方が多いと思いますが、口頭で褒めることのデメリットは、その場でしか効果が
無いことです。面と向かって褒めることで、声のトーンやボディランゲージを使えますが、基本的にはそのとき
だけしか褒めの効果はありません。

一方で、メールなど文章で褒められることで、何度も読み返すことができ、そのたびに褒め効果を得ることが
できます。

「池上彰の他局では扱わない小さなニュースBEST10」で紹介された「ほめ育」でも
「ほめシート」という紙を使っています。ここでは飲食店での事例ですが、ほかの業界でも
フォーマットを変えて使用すると効果があると思います。

http://www.spiral-up.jp/homeiku/index.html

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