個人で開発するアプリの決め方

プログラミングは楽しいですよね。個人で好きに仕様を決めてアプリを開発できるので、仕事のようなしがらみが無く、自由に作ることができます。

しかし、いざアプリを作ろうとしても、どんなアプリにしようか悩むことが多いと思います。

この記事では、プログラミング初学者などが個人で開発するアプリの決め方を紹介します。

1. 日々使っているアプリを作る

作りたいものが分からない場合は、日々自分が使っているアプリを模倣して作ってみましょう。

私はTodo管理アプリを毎日使っていますので、今はTodo管理アプリを作っています。

今使っているアプリはとても便利で使いやすいのですが、私は作業時間とタスクを一つのアプリで管理して、決められた作業時間で完了させるようタイマー機能が欲しいと思っています。

日常的に使ってるアプリなら、機能要件などが見えやすいですし、オリジナルな機能実装もしやすいと思いますので、おすすめです。

2. 自分が使いたいと思うアプリを作る

仕様やプログラミング言語などを自由決めてアプリを開発したとしても、自分が使いたいと思わなければ、モチベーションが上がりません。

自分が使いたいと、心の底から思えるようなアプリを設計しましょう。

アプリは一度開発しただけで終わりではありません。何度も改善して改善して、長い時間をかけて育てていくものだと思います。長い期間をかけてメンテナンスしていく必要があります。

このモチベーションを維持していくためにも、自分が使いたいと思うアプリを作りましょう。

3. 機能は必要最小限に留める

アプリを設計していると、あれもこれも、多くの機能を搭載したいと考えてしまいます。

そうすると、それだけ多くの開発期間がかかってしまいますので、初回リリースする際は、必要最小限の機能に留める努力をしましょう。

要は、何を作らないか決めること、です。

機能が多いと、コード量も多くなり、バグが多くなります。その分、メンテナンスや機能追加も難しくなっていきます。

ハードルを下げるためにも、最初は極力コンパクトなアプリを目指しましょう。

4. 必要最小限の機能を開発したら、早くリリースする

リリースすると、達成感を得られます。開発してきて二番目にうれしい瞬間です。

(※一番目は、フィードバックをもらったとき、ですね)。

ある程度テストしてきて、バグも収束してきたら、早くリリースしましょう。世間に触れることは、開発者とユーザーのギャップを埋めるという意味でも、とても大事なことです。

自信がなかったら、アルファ版やベーダ版としてリリースすることをおすすめします。早くリリースして、宣伝する準備をしましょう。

5. フィードバックをもらって改善するサイクルを回す

開発したアプリの利用者からフィードバックをもらえると、本当に嬉しくなります。開発してリリースして良かったと心から思える瞬間です。

フィードバックは、自分が思いもしなかった情報を得られる数少ない情報源の1つです。
ユーザーの声に耳を傾け、アプリを改善していく手がかりにしていくのがいいと思います。このとき、フィードバックをもらってからアプリ改修・リリースまでの期間を極力短くしましょう。

スピードが速いとユーザーも喜んでくれるはずです。

6. 最後に

個人開発は、自分の好きな時間に、好きなプログラミング言語とフレームワークを使って、好きなだけ時間を使って、アプリを開発することができます。

しかし、それだけ自由度が大きいと、何から始めたらいいか迷うと思います。そこで、上述したようなポイントを考慮して、開発していくアプリを検討してみていただけたらと思います。

ユーザーからフィードバックをもらって、アプリを改善してリリースして、またフィードバックをもらう、最高の改善サイクルが回り始めます。

こうなると個人開発はとても楽しいものになります。ぜひ、個人開発をやっていきましょう。

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