幸せになる方法を脳から考えてみる

ここ最近、「脳を最適化すれば能力は2倍になる」という本を読んでいますが、この中で幸せになる方法のヒントが少し書かれていましたので、紹介します。

ここで言う幸せになる方法とは

幸せになる方法とは、お金持ちになったり社長になったり、ということではなく、脳のドーパミンを分泌させることで幸せになる、ということになります。

幸せになる方法=ドーパミンを出す方法

ドーパミンはモチベーションの源です。一言でいうと幸福物質であり、幸福や快感といった感情に影響します。そのため、ドーパミンが分泌される=幸せだと感じる ということが成り立つそうです。

ドーパミンを分泌する方法としては、以下があります。

①明確な目標を設定する

②目標を達成した自分をイメージする

③目標を繰り返し確認する

④楽しみながら実行する

⑤目標達成したら、自分にご褒美を与える

⑥すぐに新しい高い目標を設定する

⑦目標達成のプロセスを繰り返す

適度な難易度の目標が一番モチベーションが上がります。簡単すぎると張り合いがありませんし、難しすぎるとかえってやる気がでません。

またドーパミンは工夫と変化を好みます。ちょっと難しい課題に対して自分なりに試行錯誤している時間はドーパミンがたくさん分泌されます。

リフレーミングで物事の枠組みを切り替える

リフレーミングとは、ネガティブなことをポジティブに考えたり、ピンチだと思ってしまうことをチャンスだと思えるように表現を切り替えることをいいます。

具体的には、

①あと15分しかない → あと15分もある!

②自分の不得意なことをしないといけない → 不得意を克服するチャンスだ!

③仕事の内容が自分に合っていない → 新しいジャンルへの挑戦だ!

リフレーミングが心理学的な手法です。習慣的にリフレーミングができるようになるには、日頃から練習が必要になりますので、ネガティブな考えが浮かんだらすぐにポジティブな表現に置き換えるような努力をしてみましょう。

ドーパミンはマンネリを嫌い、工夫と変化を好む

同じ仕事でも、いつもと違った手法でやったり、いつもとは違うアプローチで検証してみたりするとドーパミンが分泌されます。ドーパミンは工夫が大好きです。部下に仕事をお願いするときも、「自分なりにアレンジしてやってみて」と一言加えるとやる気が出て仕事をこなしてくれるかもしれません。

運動でもドーパミンは出る

トレーニングの後の脳は疲れて切っている疲れてきっていると思われるかもしれませんが、実際にはその逆で、非常にスッキリしているのです。少々ハードなトレーニングをすれば、集中力や想像力を高めるあせちるこりアセチルコリン、セロトニンも分泌されます。やる気が出ない、モチベーションが上がらないという人は運動不足の可能性も考えられます。

努力して成長を感じているときが一番幸せ

幸せは、努力の先にあるものではありません。日々の努力の中で自己成長を感じるときが一番幸せなのです。毎日のしごとの中で、自分がワクワクする瞬間にフォーカスをあて、目標を設定し、自己成長の階段を駆け上がっていきましょう。

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