1. ExecNoteとは?
ExecNoteは、コードを直接実行できるMarkdownエディタです。
Markdown内に記載したコードをワンクリックで実行できます。
そのため、コンソール画面やコードエディタにコピペする必要はありません。
2020年9月現在、Python・PowerShell・NodeJSに対応しています。
ExecNoteは以下からダウンロードできます。
2. ドキュメントと一緒に保存できる
ExecNoteは、Markdownエディタであり、コード実行プラットフォームです。
そのため、コードとドキュメントを1つのファイルに保存することができます。
スニペットコードを書いていて、ドキュメントを残しておきたいということはありませんか?
ExecNoteを使えば、画像、見出し、箇条書き、ウェブリンク、HTMLで表現できることすべてをドキュメントに活用することができます。
3. ExecNoteで新しいファイルを作成しよう
NodeJSコードスニペットを管理するためのファイルを作成しましょう。
画面左上の「ファイル」をクリックし、その下の「新規作成」をクリックします。
ファイル名入力欄が表示されますので、ファイル名を入力します。
以下のとおり、ファイルが作成されます。
4. カレントディレクトリはどこ?
カレントディレクトリは、画面右上に表示されているパスになります。
以下の画像で言えば、C:\Users\Haru\Documents\ExecNote
です。
パスをクリックすると、フォルダの中身をエクスプローラーで開きます。
3. 標準出力
Nodeに限らず、JavaScriptで標準出力に出力するには、console.log
を使用します。
それでは、以下の図のように、中央のエディターペインに入力してみましょう。
4. コード実行方法
コードを実行するには、画面右側のPREVIEWペインのコードをクリックします。
以下のように、コードの下に出力内容が表示されれば、成功です。
5. コード実行前に確認画面を表示するには?
デフォルトでは、コードをクリックすると即座に実行されます。
しかし、場合によっては、コード実行前に確認画面を表示したいときもあると思います。
その場合は、「設定」メニューの「設定」から設定画面を表示します。
デフォルトでは「コード実行時の確認画面を省略する」にチェックが入っています。
コード実行前に確認画面を表示するには、チェックを外して、「適用」ボタンをクリックします。
もう一度、PREVIEWペインのコードをクリックすると、以下のような確認画面が表示されます。
「実行」ボタンをクリックすると、コードが実行されます。
5. 乱数生成
続いて、乱数を生成してみましょう。
JavaScriptで乱数を出力するには、Math.random()
を使用します。
以下の「2. 乱数生成」のようにMarkdownを書き、PREVIEWペインのコードをクリックしてみましょう。乱数が生成されるはずです。
ちなみに、1~10の整数をランダムで出力するには、以下のように書きます。
var max = 10;
var min = 1
var randInt = Math.floor(Math.random() * (max + 1 - min)) + min
console.log(randInt);
コードをクリックして、1~10のランダムな整数が出力されるか、確認しましょう。
6. forループ
JavaScriptのforは、for(var i = 0; i < 10; i++)
のように書きます。
ここでは、ランダムな数字を10回連続で生成してみます。
このようにコードをクリックすると、簡単に結果を取得できます。
8. おわりに
ExecNoteがあれば、Markdownドキュメントとコード+実行環境を1つに集約することができます。
コンソールコマンドを実行する必要もなくコードを実行可能ですので、作業効率が向上します。
今なら無料で使用可能ですので、ぜひ、ダウンロードしてみてください。
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