近年では、フリーランスとして働こうとか、やりたいことで生きていこうという考え方が広まっています。それも良い生き方だと思いますが、どうしても金銭的に安定しないです。
フリーランスが金銭的に安定しない理由
フリーランスが安定しない主な理由は、
- 受注しないと給料に結びつかない
- 休むと収入なし
- 健康保険や年金制度が企業ほど手厚くない
- ボーナスもない
- ローンなど借入審査が通りにくい
- 年齢を重ねるにつれて、受注が難しくなる
など、様々な理由があります。
サラリーマンが金銭的に安定している理由
一方でサラリーマンは安定しており、理由としては、
- 毎月決まった給料が振り込まれる
- ボーナスがある
- ローンなど借入審査が通りやすい
- 年齢を重ねるにつれて、給料が上がる
- 休んでも収入がある
などがあります。
フリーランスはスキルアップが難しく、メンバーの助けを得られにくい
フリーランスは基本的に1人で作業します。発注側からはプロフェッショナルとして見られますが、基本的に1人なので、困ったときに助けてくれる人が社内にはいません。
電話をしたりインターネットを介して助けを求めることもできるかと思いますが、顔を付き合わせて話しをすることと声だけで会話するのでは、情報量が圧倒的に違います。
また、スキルアップのために書籍を買ったりセミナーを受講することもあるかと思いますが、それらの費用は全て自腹で用意しなくてはいけません。
サラリーマンだと技術的な内容から人生相談までのってくれる人がいる
会社の中で働くわけですから、それはもう多くの人います。中には変な人だったり難しい人もいますが、気の合う仲間や同期、頼れる上司が必ずいます。
そんなときに軽く質問しにいける人がいると、スキルアップのスピードは早いですよね。会社の中では役職で分かれていますので、「技術的な相談をするのはこの人だ」というのがすぐに分かると思います。
また、気の合う仲間や同期がいれば、飲みに行ったり遊びに行ったりすることでストレスから解放されやすくなります。
サラリーマンのデメリット
サラリーマンもデメリットがあります。
- 給料が安い・なかなか上がらない
- 会社に出勤しないといけない
- 定年退職後にやることが無くなる
- やりがいを感じられないときがある
サラリーマンは給料が安いです。1日8時間一生懸命働いてもこんな安いのか!と思ったことが何度もあります。トータルは分かりませんが、見た目の給料だけで言えば、フリーランスの方が給料が高いです。
また、サラリーマンは定年がありますので、一定の年齢を超えると会社にいられなくなってしまいます。一方でフリーランスは定年がありませんので、自分の引退年齢を自分で決められるというメリットがあります。
サラリーマンのデメリットを副業でメリットに変える
サラリーマンのデメリット上げた点を副業として注力することで、メリットに変えることができます。
- 副業の収入を加算して、年収を増やす
- 在職中から副業を開始し、定年後は副業をメインで行うことで、やりがいを感じる活動をする
サラリーマン副業は、サラリーマン在職中始めなければいけません。退職後からスタートしても、何をしていいのか分からず、すぐに収入に結びつくことが殆ど無いからです。
サラリーマン在職中のうちにしっかり副業の基盤を作っておけば、在職中の収入は上がり、退職後のやりがいも感じられる、楽しい人生を送ることができます。
サラリーマン在職中の副業は、受注型ではなくプロバイダー型にしよう
受注型とは、発注者から作業を請け負い、成果物を納品することです。これも十分立派な副業で、実績も残すことができますが、「作業量=収入額」となってしまい、働かないと収入が無いという現状から抜け出すことができません。
一方でプロバイダー型とは、ブログや動画などの広告収入有料メールマガジン、セミナー講師、有料のアプリ・LINEスタンプ販売など、自分が手を動かさなくても収入を得られる方式のことです。
この「プロバイダー型」の収入が増えると、金銭的に安定するだけでなく、自由に使える時間もそのまま確保できますので、次から次に自分のやりたいことが出来るようになります。
副業は目先の収入ではなく、将来への種まき
冒頭で述べたように、サラリーマンは在職しているだけで安定した収入が得られます。そのため、目先の収入を副業に求める必要がない方もいるのではないでしょうか。そういう方も、そうでない方も、副業は目先の収入ではなく、将来への種まきとして考える方が、人生を楽しく過ごせるようになると私は考えています。
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