AI時代を生き抜くには個性が一番重要です

AIの時代になると、人間がやるべき仕事はだんだんなくなり、AIに取って代わります。AIでできることは、 わざわざ人間を雇わなくてもAIにやってもらったほうが、ミスが無く人件費もかからないからです。

それでは、私たち人間はAIとどう立ち向かっていくべきなのでしょうか? 今回は、今からでもすぐにできる方法を紹介したいと思います。

AI時代になると、簡単な仕事はAIがやるようになる。

AIの時代が本格的に始まると、簡単な仕事は人間ではなくAIがやるようになります。 例えば、中国ではアナウンサーがAIになりました。ほかにも、製造業で行われている 欠品や破損・仕損チェックなどの画像認識もすべてAIが行っています。 最近ではRPA(Robotic Process Automation)ソフトウェアの導入が急速に 進んでおり、簡単な事務処理までもAIで行われるようになっています。

一般的な仕事からAIに奪われていく

すでにAI化が進んでいる仕事というものは、すべて一般的な仕事です。どのような企業でも 行われているような仕事をAI化することで、スケールメリットが得られるからです。 みんなが普通にやっているような仕事は、これからはどんどんAIに変わっていきます。 経理や総務、プログラミングも。企業は、大多数が行っている仕事からAIを取り入れることで、 ミスの無い、スピーディで効率的なアウトプットに変えていこうとします。さらに、人件費も かかりませんので、AIを導入しない手はありません。

これからは、他とは違う個性に価値が出る。マニアックな情報に価値が出る。

一般的な仕事からAIに変わっていくと書きました。それでは、一般的ではない仕事はAIに奪われない? 必ずしもそうとは言い切れませんが、スケールメリットがあまり無い仕事に対しては、そうすぐにAI化に なることは無いと考えています。

そのため、一般的な仕事をしていない人はAIの波から生き残れるのではないかと考えています。 例えば、YouTuberやブロガーといった人たちです。彼らは情報発信者ですので、世間に広まっていない 情報をいち早く見つけ出して発信するのが仕事です。もっと言えば、流行を作っている人たちとも言えます。

AIが既存の流れの効率化であるならば、その反対側にいるのは流れを作る人です。

流れを作るには、他の人とは違う個性が重要になってきます。誰も考えついていない画期的なアイデアは 必要ありません。些細なことで良いんです。例えばインターネット上には無数にウェブサービスやスマホアプリ が公開されていますが、他のサービスとは違う部分が1つや2つあれば良いんです。

自分の個性を見つめ直そう

あなたが好きなことはなんですか?他の人よりも詳しく知ってる情報は何ですか? AI時代を生き抜くには、一般的な自分から抜け出さなければなりません。あまり他の従業員と 代わり映えしないようなプログラマーやデザイナーであっては駄目なのです。

他の人とは違うスキルや考え方、個性、マニアックなところが1つでもあれば、他の従業員との 差別化ができ、さらにはAI時代に到達しても十分戦力として戦えるでしょう。

情報を積極的に発信しよう

スキルを身につけるにはかなりの時間と労力が必要ですが、文章であれば誰でもすぐに書けます。 文章でなくても、録画してYouTubeにアップすることでもいいです。積極的に情報発信しましょう。 そのときに必要なのは、一般的な知識だけを伝えるのではなく、自分が思うこと、自分の意見や 気づきを述べることです。自分はどう思うのか、それが個性を出すことに繋がるからです。

広く一般に知れ渡っている情報を発信するだけでは意味がありません。知れ渡っている情報に対して あなたはどう思うのか、どう行動していくのかを発信していくべきです。

シンギュラリティは2045年

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、AIが発達して人間の知性を超えることにより、人間の生活に 大きな変化がおこるという概念のことです。神経細胞をシステム化したニューロコンピュータは、 20年以内に人間のニューロンの数を上回ると予想されています。

そのとき、今と同じように働けているでしょうか?それとも、AIに奪われて、仕事がなくなり、 ベーシックインカムのような少ないお金だけで細々と生きていくのでしょうか?

これからは個性が重要になる時代です。

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